one roof apartment

one roof apartment 集合住宅 / RC造 / 新潟県上越市

新潟県上越市の集合住宅です。雪によって外で過ごすことが難しい冬のために、建物の中に大きなスペースを設けました。
建物を下から裂くことで内側にスペースがうまれます。その形は厚い屋根のようで、その屋根の中に人が生活し、大きな共用スペースを囲んでいます。人が気持ちよく集まって暮らすための、住宅と共用スペース、周辺環境との新しい関係を考えました。
道路より:屋根の形をした建物。内側に大きなスペースを抱えています。

エントランスホール:屋根に挟まれた3角形の伸びやかな空間です。ホールを覆う屋根の厚みの中に各住宅が配置されています。
屋根は場所によって角度が異なることで変化に富んだ場所がうまれます。裂け目やトップライトなどいろいろな方向から光が入り、太陽の動きや季節の変化によって多彩な表情をつくります。

前面道路より見る:内側にスペースを抱えていることが分かります。

外観:いろいろな大きさの裂け目から内部に光が導かれます。大きな裂け目はエントランス。
外壁はコンクリートのテクスチャーを残しながらメタリック塗装を施し、雪の時期にも光をとりこんだ明るい建物となるよう計画しました。

夕景:裂け目によって分節されたボリュームは、角度がそれぞれ少しづつ異なり、見る位置によって建物のかたちは変化します。

ホール:正面からだけではなく、いろいろな方向から光が入り、季節や毎日の日差しの変化によって様々な表情を見せます。
屋根に覆われた内側の壁は、少し目の粗い白い吹きつけ仕上げとして、外壁と違いをつけています。

遠景:建物を大きなかたまりではなくいくつかに分節することでボリューム感を減らし、町並みのスケール感に馴染んだものとして設計しました。動きのある外観となっています。

ホール見上げ:角度の異なる屋根が重なることで、変化に富んだ裂け目がうまれ、複雑で不思議な奥行き感が生まれます。ホールの高さは約10mあります。

ホール見上げ:壁に埋め込まれた沢山の鏡がきらきらと光を放ちます。季節や天候、太陽の移り変わりによる光の変化によって多彩な表情を見せます。風除室は木製。

ダイニングキッチン:斜めの壁に対してまっすぐに取り付く窓がインテリアのアクセントになっています。

外観:斜めの壁に対して垂直に取り付く窓によって彫りの深い外観がうまれます。雪が積もらないよう、下面は斜めにカットされています。

住宅内観:裂け目は住宅の中にもあらわれます。ホールと家の中をやわらかくつなぎます。なかとそととの新しい関係。

住宅内観:単身者向けや家族向け、メゾネットなど、さまざまなタイプの住宅で構成されます。

住宅内観:少しだけ傾いた壁が重なることで、不思議な奥行き感がうまれます。写真の住宅は中央のホールを跨いでつながるタイプ。両側から採光と通風を取り入れることができ、効率的で快適です。

夕景:裂け目や窓から光が漏れ、大きなスペースを覆う屋根の中に人々が集まって暮らしていることがわかります。
コンクリートの素材感を残したメタリック塗装の外壁は、太陽の移動や季節による光の変化をやわらかくうつします。

ホールの夜景:壁に埋め込まれたたくさんの鏡がきらきらと反射しホールを彩ります。

one roof apartment を最後までご覧頂きありがとうございました!

photograph : Nacasa & Partners Inc.

 

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